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ホームページの修正費用はいくら?「1か所直すだけ」の値段が会社ごとに違う理由

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クリートーク 編集部
2026年7月28日 公開 ・ 10分で読める
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あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。

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「電話番号が変わったので1行だけ直したい」「スタッフの写真を1枚差し替えたい」。それだけのことなのに、いくらかかるのか分からなくて連絡をためらう。この記事は、そこで止まっている方に向けて書いています。

先に結論から。

  • 文章や写真を1か所差し替えるだけなら、1,100円〜3,300円あたりが一つの目安です(後述する9社の幅。真ん中は2,000円)。ページを1枚追加するなら5,000円〜50,000円と、ぐっと幅が広くなります(29社の幅。真ん中は15,000円)。
  • ただし、この「1か所いくら」を公開している会社は少数派です。クリートークが料金の内訳を確認できた433社のうち、文章・画像の修正単価まで書いていたのは9社でした。ほとんどは「都度お見積り」です。相場が見つからないのは、あなたの探し方が悪いのではありません。
  • 金額の差には、作業そのものの難しさだけでなく、最低料金やサイトの作り、依頼の伝わり方が効いています。このうち依頼の伝わり方は、今日からでも変えられます。
  • 保守や運用の契約に入っているなら、追加費用を聞く前に「月に何回まで契約に含まれるか」を確認してください。ここが有料と無料の分かれ目になっていることがあります。

まず、自分がどの状況にいるかを仕分ける

修正費用の話は、状況によって答えが変わります。次のどれに当てはまるかを先に決めると、聞くべき相手と質問が定まります。

  • A:保守・運用の契約に入っている。毎月または毎年、制作会社に払っているお金があるなら、その契約に修正作業が含まれている可能性があります。追加費用ゼロで終わることもあるので、最初に契約書を見ます。
  • B:契約はないが、作った会社と連絡は取れる。1件ごとの都度依頼(スポット依頼と呼ばれます)になります。金額の話は、この記事の中盤がそのまま当てはまります。
  • C:作った会社と連絡が取れない、または担当がいなくなった。別の会社に頼むことになります。他社が作ったサイトを引き受ける場合、中身を調べる手間があるぶん、最初だけ調査の費用が別に立つことがあります。実際に「ホームページ調査費(初回のみ)5,500円」と料金表に明記している会社もありました。

実際いくらか。料金表を公開している会社の数字を数えてみた

相場を書いた記事は多いのですが、その数字がどこから来たのか分からないものも見かけます。ここでは、クリートークが掲載情報を整理している制作会社863社のうち、料金の内訳まで確認できた433社の料金表から、該当する項目を数えた実数を出します。あくまで「価格を公開している会社の中での幅」であって、日本全体の平均ではない点は先にお断りしておきます。

もう一つ注意点を。集計は各社が表示しているままの金額で数えており、税込・税別の表記は会社によってまちまちでした。9社のうち税込と明記していたのは4社、税別が1社、表記なしが4社です。数千円の話でも1割違えば印象は変わるので、実際に見積もりを取るときは「この金額は税込ですか」を必ず確かめてください。

文章や写真を1か所直す

この単価を公開していたのは、433社中9社でした。金額は1,100円〜3,300円に収まり、真ん中の会社で2,000円です。

ただ、金額そのものより見てほしいのは但し書きのほうです。実際の表記はこうなっていました。

  • 「テキスト修正(コピー&ペースト、〜100文字)1,100円」
  • 「テキストの修正(1カ所30文字以内)1,800円/1ページ(税込)」
  • 「文章・画像の変更(1箇所〜)3,300円(税込)」

つまり、「1か所」の数え方が会社ごとに違います。30文字以内で1か所と数える会社に200文字の書き換えを頼めば、当然1か所では収まりません。安く見えた会社が結果的に高くなることも、その逆もあります。単価を比べるときは、必ず但し書きまで含めて見てください。

もう一つ。この9社のうち1社は「最短即日」と添えたうえで、他社より高めの単価を出していました。1社だけの例なので傾向とまでは言えませんが、速さと金額が連動している場合はあります。急がない修正なら、急がないと伝えておいて損はありません。

ページを1枚追加する

ページ追加の単価を公開していたのは、同じ433社のうち29社。幅は5,000円〜50,000円、真ん中は15,000円でした。同じ「1ページ」でこれだけ開くのは、中身が別物だからです。

安い側は「既存デザイン流用」「テンプレートプランのオプション」と書かれているものが目立ちました。すでにある下層ページと同じ見た目で、文章と写真を入れ替えるだけの作業です。高い側は、そのページ専用にデザインを起こす前提になっています。見積もりが想像より高かったときは、「今ある○○ページと同じ形で作ってもらうことはできますか」と聞いてみると、金額が変わることがあります。

時間で値付けする会社もある

修正や更新を作業時間で計算する会社もありました。433社のうち、時間あたりの単価を明記していたのは5社で、1時間3,000円〜6,600円。1人日(にんにち。1人が1日=8時間働いた分の作業量を表す単位)の単価を書いていた4社は、いずれも40,000円でした。8時間で割ると1時間5,000円ほどになり、先ほどの時間単価の幅の中に収まります。

この数字は、都度見積もりを受け取ったときの物差しになります。たとえば「トップページの文言修正で30,000円」と言われたら、時間に直すとどのくらいか。単価3,000円の会社なら10時間、6,600円の会社なら4時間半ほどの作業量にあたります。ここで金額を値切るより、「この作業は何時間くらいを見ていますか」と聞くほうが話が進みます。時間がかかる理由(確認用のページを別に作る、スマホでの表示も直す、更新後に他のページが崩れていないか見る、など)が具体的に返ってくれば、それが納得できる中身かどうかを自分で判断する材料になります。ただし、説明があること自体が妥当さの証明ではないので、聞いたうえで判断するのは自分だと思っておいてください。

同じ1行の修正なのに、金額が変わるのはなぜか

最低料金が設定されている

多くの会社には、1件あたりの下限額があります。作業が5分で終わっても、依頼を受け、内容を確認し、直し、表示を確かめ、報告して、請求書を出すところまでが1件だからです。実際の手を動かす時間よりも、その前後の手間のほうが長いことも珍しくありません。

これが分かると、対策は単純です。細かい修正は、その都度ではなくまとめて出す。1行ずつ3回に分けて頼むと最低料金が3回かかりますが、まとめて1回にすれば1回で済むことがあります。修正が月に何度も出るタイプのサイトなら、年間で差が出ます。年に数回しか直さないなら、ここは気にしなくて構いません。

サイトの作りで手間が変わる

管理画面から文章を打ち替えられる作り(CMS。専門知識がなくても更新できる仕組みのことで、WordPressが代表例です)なら、修正はごく短時間で終わります。一方、HTMLというコードを1ページずつ書いて作られたサイトは、1行直すのにもファイルを開いて書き換え、サーバーに上げ直す作業が必要です。同じ「1行」でも手間が違います。

今後も直したい箇所が出続けるなら、1件ずつ払い続けるより、自分で更新できる形に変えるほうが結果的に安く済む場合があります。判断の材料はホームページを自分で更新するにはの記事にまとめています。

依頼の伝わり方で往復が増える

これが、依頼する側から一番動かしやすいところです。曖昧な依頼は、確認のやり取りが増えます。やり取りが増えれば時間が増え、時間で値付けする会社なら金額に直結します。そうでない会社でも、次回から見積もりが厚めに出るようになります。

例として、社員6人の水道工事会社が、料金ページの金額を直したい場面を考えてみます。伝え方でこれだけ変わります。

  • 往復が増える伝え方:「料金のところ、値上げしたので直してください」
  • 一往復で終わる伝え方:「料金ページ(https://〜/price)の表の2行目です。『蛇口の交換 8,000円〜』を『蛇口の交換 9,500円〜』に変えてください。同じページの下にある『※出張費は別途』はそのままで大丈夫です。急ぎではないので、来週中で構いません」

コツは、どのページか(できればURL)、どこを(見出しや周りの文章で場所を指定)、何に変えるか(変更後の文章をそのまま書く)の3点をそろえること。写真の差し替えなら、使ってほしい画像ファイルを一緒に送ります。「いい感じにしておいてください」は、相手にとっては見積もりの立てられない依頼になります。

保守契約に入っているなら、まず「回数」を見る

Aの状況の方は、ここが一番の節約どころです。月額の保守・運用プランには、更新作業の回数が最初から含まれていることがあります。433社のうち回数の上限まで明記していたのは7社でしたが、その書き方は具体的でした。

  • 「標準更新パック(更新月2回まで)9,800円/月」「サポート更新パック(更新4回まで)19,800円/月」
  • 「サーバー管理+更新作業(月1回まで)5,500円〜(税込)」「同(月2回まで)11,000円〜(税込)」
  • 「保守・運営代行(月3回程度の更新)月1万円(税別)」「同(月5回以上の更新)月2.5〜5万円(税別)」
  • 「運用サポート 月1プラン(電話サポート、ページ修正1回まで無料/月)14,300円〜(税込)」

つまり、すでに払っている月額の中に、使い切っていない修正回数が残っている可能性があります。契約書のどこを見ればいいか分からない場合は、「業務範囲」「保守業務の内容」「サービス内容」といった見出しを探してください。そこに「月○回まで」「軽微な修正を含む」といった一文が入っていることが多いです。見当たらなければ、「今の契約に、文章の修正は月何回まで含まれますか」と一言聞くだけで確かめられます。

逆に、含まれない作業を頼むと別料金になります。同じ会社の料金表でも、月額プランとは別に「運用サポート ページ追加 11,000円〜/P」のような行が立っていることがありました。月額に入っているのは多くの場合「文章と写真の入れ替え」までで、ページを増やす・デザインを変えるといった作りに関わる作業は別、という線引きが目立ちます。保守費そのものの中身は外注の料金相場と保守費に含まれる中身で詳しく触れています。

「これは制作会社のミスでは?」というときの費用

少額の修正で一番もめやすいのが、ここです。納品されたばかりのサイトで、スマホだと文字が重なっている。問い合わせフォームから送っても届かない。こうしたものまで1件いくらで請求されるのか、という疑問です。

一般的には、約束した仕様どおりに動いていないものは「修正」ではなく「不具合の対応」として、無償で直す扱いになるのが通例とされています。書面に定めがあれば話は早く、なければ言った言わないになりやすい、という関係です。契約書に「検収後○か月以内の不具合は無償で対応する」といった一文(瑕疵担保や契約不適合責任という言葉で書かれていることもあります)がないか確認してみてください。期間は会社によって異なるとされます。

厄介なのは、この期間が料金表からはまず読み取れないことです。今回見た433社の料金表のうち、その手の言葉が出てきたのは1社だけで(「瑕疵担保期間後の保守プラン」という項目名)、しかも期間そのものは書かれていませんでした。サイトを見比べても分からない情報なので、契約書か見積書を開くか、直接聞くしかありません。

線引きが難しいのは、「打ち合わせでは言ったけれど、書面には残っていない」ケースです。この場合、制作側からは仕様変更(=有償の追加作業)に見えます。もめないための現実的な策は、公開前の確認のときに、スマホでの見え方・フォームの送信テスト・電話番号やメールアドレスの表記を自分でひととおり確かめ、気づいた点をその場で文字にして渡しておくことです。公開からしばらく経って言い出すより、はるかにスムーズに直ります。

修正費用を抑える、現実的な順番

安さだけを追うと、頼みにくくなってサイトが古いまま放置される、という本末転倒が起きます。次の順番なら無理がありません。

  • 契約に含まれる範囲を先に確認する。ここで済むなら追加費用は発生しません。
  • 自分で直せる箇所を切り分ける。管理画面から文章や写真を替えられるなら、営業時間や料金の書き換えは自分でやったほうが早いです。デザインや構成に関わる部分だけを依頼に回します。
  • 急ぎでない修正は貯めてまとめて出す。最低料金のかかる回数を減らせます。
  • 変更後の文章と場所を、文字で渡す。やり取りの往復が減り、行き違いによる直し直しも減らせます。
  • 見積もりが想像と違ったら、金額ではなく中身を聞く。前述の「何時間くらいですか」がここで効きます。

作った会社と連絡が取れない場合

Cの状況は、費用より先に「そもそも触れるかどうか」が問題になります。確認するのは次の点です。

  • ドメインとサーバーの契約名義。自分(自社)の名義になっているか。制作会社の名義のままだと、別の会社に頼んでも手が出せないことがあります。
  • 管理画面やサーバーのログイン情報。手元にあるか、再発行できるか。
  • サイトの作り。WordPressなのか、コードで書かれたものなのか。新しい会社が最初に聞く質問がこれです。

他社が作ったサイトの修正を受ける会社は実際にあります。料金表に「ホームページの修正(他社制作も可)2,000円〜」と書いている会社もありました。ただし前述のとおり、中身を調べる初回費用が別に立つことはあります。金額より、引き受けてくれる相手を見つけられるかどうかが先です。

どこに聞けばいいか分からないときは、クリートークのチャット相談を使ってみてください。「制作会社と連絡が取れないが、電話番号だけ直したい」といった状態のままで構いません。契約が今どうなっているかを一緒に整理して、自分で直せる話なのか、どういう会社に声をかければいい話なのかまで切り分けられます。予算や依頼先が決まっていない段階でも大丈夫です。

まとめ

ホームページの修正費用に決まった定価はありません。単価を公開している会社自体が少なく(料金の内訳を確認できた433社のうち、文章・画像の修正単価まで載せていたのは9社)、多くは中身を見てからの見積もりになります。

それでも、判断の軸は絞れます。今の契約に含まれていないか。その作業は何時間ぶんか。自分の伝え方で手間を減らせないか。そして、それは直してもらって当然の不具合ではないか。ここを押さえておけば、提示された金額が高いのか妥当なのかを自分で判断できます。1行の修正をためらってサイトが何年も古いままになるほうが、費用より大きな損失になりかねません。まずは契約書を開くところからで十分です。

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