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ホームページ制作

ホームページを自分で更新するには。何ができて、どこから業者に頼むか

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クリートーク 編集部
2026年7月23日 公開 ・ 7分で読める
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先に結論から書きます。ホームページを自分で更新できるかどうかは、やる気や知識よりも先に、そのサイトが何で作られているかでほとんど決まります。管理画面から文章や写真を入れ替えられる作り(CMSと呼ばれる、更新用の管理画面がついた仕組み)なら、専門知識がなくても自分で直せます。逆に、HTMLというコードを直接書いて作られたサイトは、自分で触るのは現実的ではありません。

そして、全部を自分でやる必要はありません。文章の書き換え・写真の差し替え・お知らせの追加は自分で、デザインの変更やページの追加は業者に、と役割を分けるのが、いちばん無理なく続きます。この記事では、まず自分のサイトがどのタイプかを見分けるところから、自分でやる範囲と業者に頼む範囲の線引き、そしてこれから作る人が「自分で更新できる状態」で納品してもらう頼み方までを、発注する側の目線で順に見ていきます。

まず確認:あなたのサイトは「自分で更新できる作り」になっているか

ここが出発点です。同じ「ホームページ」でも、作り方によって自分で更新できるかどうかが変わります。大きく3つのタイプに分かれます。

タイプ1:管理画面にログインして編集するサイト(CMS)

WordPressなどが代表例で、会社やお店のサイトで広く使われています。実際の流れを、お知らせを1本足す場面で見てみます。管理画面にログインすると、画面の左側に「投稿」「固定ページ」「メディア」といったメニューが縦に並びます。お知らせを追加するなら、「投稿」の中の「新規追加」を開き、上の欄にタイトル(例:年末年始の休業のお知らせ)、下の広い欄に本文を打ち込み、右上の「公開」ボタンを押すと、そのままサイトに出ます。写真を入れたいときは、本文の中で「画像」を選び、「メディア」から手持ちの写真をアップロードして差し込みます。ワープロやSNSの投稿に近い感覚で、コードを一切触らずに更新できるのがこのタイプで、自分で更新するのに一番向いています。

タイプ2:ホームページ作成サービスで作ったサイト

月額を払って使うタイプの作成サービスで作った場合も、その会社の編集画面から自分で直せます。決められた枠の中で入れ替える形なので操作は分かりやすい一方、サービスをやめると多くの場合サイトも使えなくなり、それまでの中身を持ち出せるかどうかはサービスによって差がある点は頭に入れておきます。

タイプ3:コードで直接作られているサイト(HTML)

制作会社がHTMLというコードを1ページずつ書いて作ったサイトです。文章を1行直すのにもコードを触ることになり、初心者が自分で更新するのは正直おすすめできません。この場合は、更新のたびに制作会社へ依頼するか、後述するように「自分で更新できる作り」に作り替えるかの二択になります。

見分け方はかんたんです。制作会社からログイン用のURLとID・パスワードを渡されているかを確認してください。「ここから入って、文章を打ち替えて保存すれば変わります」と説明を受けているなら、タイプ1か2で、自分で更新できます。何も渡されていないなら、タイプ3の可能性が高いので、まず制作会社に「自分で更新できる作りかどうか」を聞くところから始めます。

自分で更新するのに、そろえておくもの

タイプ1か2だと分かったら、次の4つが手元にあるかを確認します。ここが欠けていると、いざ直そうとしたときに止まってしまいます。

  • ログイン情報:管理画面のURL、ID、パスワード。制作会社に作ってもらった場合、これを渡されていないことが意外とあります。
  • 自分専用の編集アカウント(権限):権限とは、どこまで触っていいかを決めた入場証のようなものです。制作会社と同じアカウントを共有するのではなく、自分用のアカウントを1つもらっておくと、後で担当が変わっても困りません。
  • 触っていい場所の取り決め:全部を自由に触れる状態だと、うっかりデザインまで崩してしまいます。「文章と写真とお知らせは自由に、それ以外は相談」など、範囲を決めておくと安心です。
  • かんたんな手順メモ:ログインの仕方と、よく使う更新(お知らせの追加、写真の差し替え)の手順を1枚にまとめてもらうか、自分でメモしておきます。

「自分でやること」と「業者に頼むこと」を線引きする

自分で更新できる作りでも、何でもかんでも自分でやろうとすると、かえって時間を取られたり、サイトを壊してしまったりします。おすすめは、更新の中身で分けることです。

自分でやって問題が起きにくいのは、いわば「中身の入れ替え」です。営業時間や定休日、電話番号、料金といった情報の書き換え。スタッフ紹介やメニューの写真の差し替え。ブログやお知らせ、キャンペーン情報の追加。このあたりは、間違えても文章を元に戻せばやり直せる範囲です。むしろ、営業時間や価格が古いまま放置されているほうが、来店やお問い合わせを逃す原因になります。こうした鮮度が大事な情報こそ、自分で直せるようにしておく価値があります。

反対に、次のような「作りに関わる変更」は、自分で無理に触ると他のページまで崩してしまい、その復旧にかえって時間や費用がかかることがあります。業者に頼むほうが確実な領域です。

  • 全体のデザインやレイアウトの変更
  • 新しいページの追加やメニュー構成の組み替え
  • スマホ対応や、問い合わせフォームの設置・改修
  • 検索で見つかりやすくするための裏側の設定(一般にSEOと呼ばれる部分)

これらは見た目以上に裏側の仕組みが絡んでいます。ここは無理をせず、「どこをどう変えたいか」だけ自分の言葉で整理して業者に渡すのが、発注する側にとって一番効率のよい形です。デザインの相談を持ちかけるときも、崩れたサイトの手直しを頼むより、最初から任せたほうが話が早く済みます。

これから作るなら、「自分で更新できる状態」で納品してもらう

もしこれから新しく作る、または作り替えるなら、ここが一番のポイントです。あとから「自分で更新したい」と言っても作りによっては難しいことがあるので、発注する段階で先に伝えておくのが確実です。伝えることは、次の3つで足ります。

  • 自分で更新できる作り(CMS)で作ってほしいと最初に伝える。これだけで、後から自分で直せる余地が大きく変わります。
  • 自分専用の編集アカウントを納品時にもらう。制作会社が管理し続ける形だと、ちょっとした更新でも毎回費用がかかることがあります。
  • 更新のやり方を、1枚のメモか短い動画で残してもらう。口頭説明だけだと、いざ半年後に更新しようとして手が止まります。

たとえば、豊中市で個人事業主とひとり社長の会社を専門にしている税理士事務所が、確定申告の受付時期だけ自分でお知らせを出したい、というケースを考えてみます。この場合、デザインは業者に任せつつ、「お知らせ欄だけは自分で追加できる形にして、アカウントと簡単な手順書をください」と最初に頼んでおけば、繁忙期に業者を待たずに自分で告知を出せます。全部を自分でやろうと構えるより、自分でやりたい一点をはっきりさせて最初に伝えておくほうが、無理なく回ります。

依頼先を選ぶ段階で、こうした「自分で更新できる形で納品してくれるか」を確認しておくと、後悔が減ります。とはいえ、どの会社がどこまで対応してくれるかは外から見ただけでは分かりにくいものです。クリートークでは、こうした「自分で更新できる状態で作ってくれる会社を探したい」といった相談を、チャットで気軽に投げてもらえます。予算や依頼先がまだ決まっていない段階でもかまいません。条件を伝えてもらえれば、合いそうな制作会社を一緒に絞り込めます。

自分で更新するときに、つまずきやすいところ

最後に、自分で更新を始めた人がよくぶつかる点を先にお伝えしておきます。知っておくだけで、多くは避けられます。

  • 触る範囲を広げすぎて崩す:管理画面には、デザインや全体設定を変える項目も並んでいます。最初のうちは、文章・写真・お知らせだけに絞るのが安全です。
  • 下書きのまま公開したつもりになる:多くのCMSには「下書き」と「公開」の状態があります。更新後は、実際に自分のサイトを開いて反映されているか確認する習慣をつけます。
  • 更新したのに古い内容が表示される:直したのに変わらないように見えるとき、一時的に前の表示が残っている(キャッシュと呼ばれる仕組み)ことがあります。少し時間を置くか、ページを再読み込みすると反映されることが多いです。
  • 元に戻せなくなる不安:大きめの更新をする前に、変更前の文章をメモ帳などにコピーしておくと、いざというとき戻せて安心です。定期的なバックアップの仕組みがあるかも、制作会社に一度確認しておくとよいでしょう。

まとめ

ホームページを自分で更新できるかは、まず「何で作られているか」で決まります。管理画面から編集できる作り(CMS)なら、専門知識がなくても自分で直せます。そのうえで、文章・写真・お知らせは自分で、デザインやページの追加は業者に、と役割を分けると無理なく続きます。これから作るなら、発注の段階で「自分で更新できる形で、自分のアカウントと手順書つきで納品してほしい」と伝えておくのが確実です。全部を抱え込まず、自分でやりたい一点だけを先に決めておきましょう。そうしておけば、更新のたびに業者を待つことも、逆に一人で抱えて手が止まることも減っていきます。

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