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美容室の集客は、方法を増やすより「ポータル依存」をやめることから

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クリートーク 編集部
2026年7月23日 公開 ・ 6分で読める
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あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。

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先に結論から書きます。新しい集客方法を次々に試す前に、まず見直してほしいのが「ポータルサイト(ホットペッパービューティーなど)頼み」の集客です。毎月の掲載料を払い続けているのに、クーポン目当ての一見客ばかりで利益が残らない——そんな状態から抜けるには、来てくれた人がまた来たくなる導線を、自分の手で一本持つことです。具体的には、Instagramのプロフィールと投稿を「予約が入る形」に整えるだけでも、流れは変わり始めます。

美容室の集客を調べると、「集客方法18選」のように施策が山ほど並んだ記事が出てきます。ですが、一人または少人数のお店が毎日つづけられるのは、せいぜい1つか2つです。全部やろうとして続かないのが、いちばんよくある失敗です。ですからこの記事では、あれもこれもではなく、利益が残る順に絞って説明します。

なぜ「集客方法をたくさん試す」ほど疲れるのか

一人美容室の一日は、施術でほとんど埋まります。その合間に、SNSもチラシも口コミサイトも全部回すのは、現実的ではありません。手を広げるほど中途半端になり、どれも成果が出ないまま疲れてしまいます。

だから、施策は思い切って絞ります。おすすめは次の3つだけです。

  • ポータルサイト=新規客が来る「きっかけ」として割り切って使う
  • Instagram=来た人・気になっている人を「また来たい」に育てる
  • Googleマップ=地域で探している人に見つけてもらう

この3つの役割を分けて考えるだけで、やることがはっきりします。

ホットペッパー「だけ」に頼ると、なぜ利益が残らないのか

ポータルサイトは、新規のお客さんと出会うきっかけとしては優秀です。問題は、そこ「だけ」に頼ってしまうことです。理由は3つあります。

1つめは、掲載料の負担です。掲載プランによって金額の幅は大きいのですが、上位の目立つプランほど費用は上がり、毎月まとまった固定費になります。売上が伸びても、掲載料と値引き分で手元に残りにくい、ということが起きます。まずは自分の店が今どのプランにいくら払っているかを、一度確認してみてください。

2つめは、クーポン目当ての一見客が集まりやすいことです。安さで来た人は、次にもっと安い店が見つかればそちらへ移ります。値引き前提のお客さんばかりだと、リピートにつながりにくいのです。

3つめは、同じ画面で競合と価格を並べられることです。ポータルサイトの一覧では、あなたの店も近隣の店も同じ形式で並びます。そうなると、選ぶ基準はどうしても「価格とクーポン」に寄ります。

ですから、ポータルサイトは「初回のきっかけ」と割り切り、2回目以降は自分の導線(Instagramや次回予約)に移してもらう。これが、掲載料に振り回されないための考え方です。

Instagramを「フォロワー数」でなく「予約導線」に変える3か所

美容室の集客でInstagramが効くのは間違いありません。ただ、フォロワーを増やすこと自体が目的になると、労力のわりに予約につながりません。ここでは、吹田市で一人で営む、くせ毛やうねりの相談が得意な美容室を例に、直すべき3か所を見ていきます。

1. プロフィール(何屋で、誰向けで、どう予約するか)

プロフィールは、あなたの店の看板です。ここが「よろしくお願いします」だけだと、何が得意な店か伝わりません。

書き直す前:「Hair Salon Lien スタッフ一同、心を込めて。ご予約お待ちしております。」

書き直した後:「吹田市・江坂/くせ毛とうねりが得意な、一人だけの美容室。朝、乾かすだけで扱いやすい髪にします。マンツーマンなので、髪の悩みをじっくり相談できます。ご予約はプロフィールのリンクから↓」

誰のための店かと、予約の入口が、ひと目で分かるようになりました。

2. 投稿(保存したくなる「お悩み解決」とビフォーアフター)

お店の外観やメニュー表を並べるだけでは、指がとまりません。見ている人の悩みに答える投稿にします。

書き直す前:店内の写真、「本日空きあります」の告知

書き直した後:「くせ毛さんのための、朝のドライヤーのあて方」といったお悩み解決の投稿や、うねりが落ち着いた施術前後のビフォーアフター。ハッシュタグは「#吹田市美容室」「#江坂美容室」「#くせ毛」のように地域+悩みを組み合わせます。

お悩み解決の投稿は「あとで見返そう」と保存されやすく、地域の悩みで探している人にも届きます。

3. 予約への一言(見て終わりにさせない)

いい投稿をしても、予約の入口を示さないと行動につながりません。投稿の最後に一言だけ添えます。

書き直す前:投稿して、それで終わり

書き直した後:「気になった方は、プロフィールのリンクか、DMで『予約希望』と送ってください。」

Googleマップで「地域+悩み」から見つけてもらう

「◯◯市 美容室」「◯◯駅 くせ毛 美容室」と地図で探す人は少なくありません。この検索に出てくるようにする取り組みが、一般にMEO(地図検索対策)と呼ばれるものです。

やることは、Googleビジネスプロフィールという無料の登録に、店の情報・きれいな写真・メニュー・営業時間を正しく入れておくこと。まず今日できる一歩は、スマホの暗い店内写真を、明るく撮り直した外観と施術例の写真に差し替えることです。地図で見つけたお店をタップした人が受ける第一印象は、写真で大きく変わります。あわせて、メニュー名にも「くせ毛が扱いやすくなるカット」のように悩みの言葉を入れておくと、探している人に届きやすくなります。そして、もらった口コミには一つずつ返信すること。返信のある店は、丁寧な印象につながります。登録の手順は別の記事にまとめているので、あわせて読んでみてください(Googleビジネスプロフィールの登録方法)。

新規を追うより、一度来た人を「指名」に変えるほうが利益が残る

集客というと新規客ばかりに目が向きますが、一度来た人にまた来てもらうほうが、手間もお金もかかりません。新しいお客さん一人に払う掲載料や割引を思えば、再来のお客さんを大切にするほうが、確実に利益が残ります。

やることはシンプルです。

  • 会計のときに「次回は◯週間後くらいが目安です」と、次回予約をその場で一言すすめる
  • LINEの公式アカウントに登録してもらい、次の来店のきっかけを作る
  • 「担当は◯◯です」とあなたを指名してもらえる関係を、少しずつ作っていく

指名で来てくれるお客さんが増えるほど、ポータルサイトへの依存は自然に減っていきます。

ホームページは小さくていい。でも一枚あると強い

ポータルサイトやSNSは便利ですが、その中では主導権は運営会社側にあります。掲載順やルールは、こちらでは決められません。だからこそ、自分の拠点となるホームページを一枚持っておくと、集客の軸がぶれなくなります。

大がかりなものは要りません。コンセプト(誰向けで何が得意か)、料金、予約の入口、この3つがあれば十分です。たとえばトップに「吹田市・江坂の、くせ毛が得意な一人美容室」と掲げ、料金は「カット+トリートメント ◯◯円」と分かりやすく載せ、予約ボタンからそのまま予約サイトやLINEにつなげる。Instagramの投稿で興味を持った人が、最後に料金と予約を確かめる"受け皿"になります。そして、キャンペーンや臨時休業のお知らせは、その都度業者に頼まず自分で更新できる形にしておくと、思い立ったときにすぐ出せます(自分で更新できる仕組みについてはこちらの記事で説明しています)。

迷ったら、まず相談を

「ポータル頼みから抜けたいけれど、Instagramもホームページも何から手をつければいいか分からない」——そう感じたら、クリートークのチャットで相談してもらってもかまいません。今の集客の状況と困りごとを聞かせてもらえれば、あなたの店に合った"最初の一手"を一緒に整理できます。ホームページを作ると決めていなくても、依頼先が決まっていなくても大丈夫です。

まとめ

美容室の集客は、方法をたくさん増やすことではなく、ポータルサイト頼みをやめて、自分で連れてこられる導線を一本持つことから始まります。ポータルは新規のきっかけと割り切り、Instagramで「また来たい」を育て、Googleマップで地域から見つけてもらう。そして、一度来た人を指名客に変えていく。安さで一度きりの客を追い続けるより、この形のほうが、無理なく利益が残っていきます。

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