ホームページ運営費用の内訳と、自分で管理する範囲・外注する範囲の考え方
あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。
この件を相談する「制作費を払った後も、いくら必要なの?」。ホームページ運営費用は、公開を続ける維持費と、更新・保守を頼む費用に分けて考えます。夫婦で営む美容室など、専任担当がいないお店では、支払いと作業の両方を整理しましょう。
下表は実在料金を組み合わせた年間試算です。税込で、ドメインは取得後の更新料を使っています。市場平均や、一括契約できるセット料金ではありません。
| 管理方法 | 年間費用の内訳 | 年間合計例 |
|---|---|---|
| 自主管理 | サーバー6,600円+ドメイン更新5,181円 | 11,781円 |
| 保守を外注 | 上記の契約+保守66,000円 | 77,781円 |
使用料金:さくらのレンタルサーバ「スタンダード」12カ月一括、JPDirectの英数字「.jp」更新料、Lichtos「スタンダード保守」。制作費、新規ページ制作、対象外の修正などは含みません。組み合わせの利用可否と現行料金は、契約前に各社へ確かめましょう。
公開後にかかる費用は、サイトの維持費と更新・保守費に分ける
制作費は、サイトを作るための費用です。公開後は、置き場所となる「サーバー」と、ネット上の住所である「ドメイン」などの契約が続きます。自主管理でも、この支払いは残ります。
特に注意したいのが、月額換算は毎月払いではないこと。さくらのスタンダードは、12カ月一括6,600円を月額換算550円と表示しています。毎月払いは660円です。
ドメインも種類で更新料が異なります。JPDirectの英数字「.jp」は年5,181円、「.co.jp」は年7,700円です。いずれも税込の更新料金例です。
出典:さくらのレンタルサーバ公式「スタンダード」、JPDirect「ドメイン更新料金」。
例えば年払いなら、請求月にまとまった支払いが来ます。初年度割引の契約なら、翌年の更新額も予算に入れましょう。「月々の表示だけ見ていた!」を防ぐには、請求月と更新額をセットで控えるのが近道です。
保守費で任せられることと、別料金になりやすい作業
保守は、不具合を防ぎ、サイトを動かし続ける管理です。一方、営業時間や料金を直すのは情報の更新。「保守一式」で両方を任せられるとは限りません。
Lichtosのスタンダード保守は、税込年66,000円。月額換算5,500円で、原則年払いです。
| 作業・契約 | 同プランの扱い |
|---|---|
| WordPress本体・追加機能の更新、バックアップ | 保守に含む |
| 軽微な修正 | 月2回まで。具体的な対象や制限は依頼前に相談 |
| 新規ページ制作・記事執筆 | 対象外・別見積もり |
| サーバー・ドメイン | 別料金 |
出典:Lichtos公式「保守管理」。
例えば、営業時間の文字修正と、新メニューの紹介ページ制作では作業が違います。見積もりでは「営業時間の変更は対象ですか。ページ追加はいくらですか」と、頼みたい内容を伝えましょう。
また、バックアップはデータの控えです。復旧作業まで含むとは限りません。「表示されなくなったとき、誰が直し、費用はいくらか」も聞いておくと安心です。
夫婦経営の公開事例から考える、自主管理と外注の分かれ目
チャコウェブBlog(2024年)は、高崎市の夫婦経営の不動産業を紹介しています。創業時、継続する管理費の負担と、自分たちで管理できないことを不安に感じていました。
そこで、ドメインとサーバーを自ら契約・管理する形を選択。公開後のサイトやSNSも自分たちで更新しています。制作会社への月額費用がない形となり、管理方法や継続費用の課題が解決したと回答しています。
ただし、この事例から作業時間まで判断はできません。美容室なら、次のように「営業の合間に続けられるか」で考えましょう。
| お店の状況の例 | 分担の考え方 |
|---|---|
| 休業日のお知らせを自分たちで掲載できる | 日常の更新は店内で担当し、不具合対応は依頼先を決める |
| 料金改定後も、修正する時間が取れない | 情報更新を含む支援を検討し、原稿を渡す担当を決める |
更新する情報の整理には、美容室のホームページに載せる内容も役立ちます。
契約更新と依頼先の変更で困らないために、管理情報を手元に残す
例えば、更新通知が普段使わないメールに届くと、支払いを見落としかねません。夫婦のどちらでも契約状況が分かるようにしましょう。
- 契約名義、管理画面へのログイン方法
- 更新期限、通知先、支払い担当
- 解約条件、他社へ移す手続き、データの引き渡し範囲
バックアップの保存期間も大切です。エックスサーバー公式料金ページでは、毎日実施し、過去14日分を保持する条件を案内しています。
例えば、以前の誤修正に後から気づいた場合、正しい状態の控えが残っていないこともあります。保存期間だけでなく、復元できる範囲も相談しましょう。復元作業そのものは、制作会社や詳しい人に任せてよい部分です。
よくある質問
無料SSLなら管理作業も不要ですか?
いいえ。SSLは通信を暗号化する仕組みです。証明書が無料でも、更新エラー時の担当は必要です。例えば、さくらの無料SSLは自動更新に対応しますが、失敗時などにはメール通知があります。
出典:さくらのレンタルサーバ公式「無料SSL」、公式サポート。選び方はSSL化の費用と無料SSLの解説も参考にしてください。
WordPressの更新はそのまま実行してよいですか?
WordPress公式「WordPressの更新」は、更新前のバックアップを推奨しています。例えば、更新通知が出ても、元に戻す方法が分からなければ、その場で押さず保守担当に相談すると安心です。
今日やることは、請求月と更新額を控え、情報更新と復旧の担当を決めること。制作前なら、そのまま見積もりの質問に使えます。
分担に迷ったら、記事末尾のバナーから無料チャット相談へ。自分で作る・管理するか、制作会社に頼むかを整理し、必要に応じて制作会社探しや既存サイトの修正、自分で進めるための支援につなげられます。
参考にした公開事例: ホームぺージ制作会社 チャコウェブBlog(株式会社CyberCats)(2024年)
読みながら気になったこと、そのまま聞けます。登録不要・相談無料。
チャットで相談する