ホームページの効果測定は何を見る?初心者はこの7項目だけでOK
「数字は出てるのに、結局どこを見れば良いの?」——最初は迷子になりがち。大丈夫、日々の更新に直結する“効く7項目”だけ見れば回り始めます。
結論:最初に見るのは「集客(3つ)」「質(2つ)」「成果(2つ)」の7項目。検索流入・ランディングページ・デバイス別、エンゲージメント率・ページ速度、コンバージョン(キーイベント)数・CVR。GA4とサーチコンソールで確認→気づき→1つ直す、を繰り返します。
ホームページ効果測定で“最初に見る7項目”
使う道具は3つ:GA4(アクセス解析)、サーチコンソール(検索の状況)、タグマネージャー(問い合わせ送信などの計測設定)。言葉はその場で噛み砕きます。
1)検索流入(サーチコンソール)
- どこで見る:サーチコンソール → 検索パフォーマンス
- 見る数字:表示回数、クリック数、CTR(クリック率)
- 使い方:上位の検索語でCTRが低いものは、タイトル・見出しを見直し。例:「料金」「地域名」「即日可」など具体語を先頭に。
2)ランディングページ(最初に見られたページ)
- どこで見る:GA4 → レポート → 集客 → ランディングページ
- 見る数字:ユーザー数、エンゲージメント率、キーイベント数
- 使い方:上位3ページを比較し、エンゲージメント率が一番低い1ページだけを修正(冒頭の写真・見出し・CTAボタン)。
3)デバイス別(スマホ/PC)
- どこで見る:GA4 → ユーザー属性 → 技術 → プラットフォーム/デバイス
- 見る数字:ユーザー、エンゲージメント率、キーイベント率
- 使い方:スマホ比率が高いのにCVが低い→スマホのボタンが小さい/電話ボタンが下部に無いなどを疑う。まずは自分のスマホで3タップ以内に問い合わせできるかを確認。
4)エンゲージメント率(旧・直帰の代わりの指標)
- どこで見る:GA4 → レポート各所で表示
- 使い方:低いページは「冒頭100〜150文字に要点」「見出しで結論を先に」「画像の軽量化」を実施。上下のページを相対比較して、何を変えるか決めます。
5)ページ速度(LCP)
- どこで見る:PageSpeed Insights(無料)
- 見る数字:LCP(Largest Contentful Paint)が2.5秒以下か。これはGoogleのCore Web Vitalsの基準です。
- 使い方:まずは「トップ」「サービス」「お問い合わせ」の3ページで、画像をWebP化/サイズ縮小、不要スクリプト停止。体感が変わります。
6)コンバージョン(キーイベント)数
- どこで見る:GA4 → イベント → キーイベント
- 設定例:問い合わせ送信、電話発信クリック、LINE追加、予約完了など。タグマネージャーで設定→GA4に送信が実務の基本。
- 注意:電話や来店などオフラインCVが漏れると、改善判断がぶれます。電話クリック計測や来店後の管理表記入で補完を。
7)CVR(コンバージョン率)
- どこで見る:GA4の探索で「セッション」対「キーイベント」から算出
- 目安の扱い:業界や定義で大きく変わるため、過去の自社データとの比較を主に。急落・急伸の検知に使うと実務的です。
- 使い方:フォーム到達はあるのに送信が少ない→入力項目を減らす/スマホで数字キーボード指定など、手間を1つずつ減らします。
今日からできる“見る→直す”の最短ルート
タイトル・見出しの直し方(CTR改善)
- 「サービス名」より「悩み+地域+提供物」。例:×「〇〇工務店|高品質施工」→〇「雨漏り修理(横浜)最短当日見積」
- 価格・納期など具体語を入れる。例:「即日」「無料見積」「3日以内」
- メタディスクリプションにベネフィット+次アクションを書き、検索結果で背中を押す。
スマホ導線の直し方(CVR改善)
- 下部固定の「電話する」「見積もり」「LINE相談」ボタン(44px以上で親指タップしやすく)
- フォームは必須3〜5項目を目標(氏名/連絡先/要件)。長文説明は任意へ。
- 確認画面は、単純な問い合わせや見積もりなら省略してもOK。高額/BtoB/法的確認が必要な場合は残す方が安心です。
KGI/KPIを“木”にしてブレない運用
数を見るだけでは成果は出ません。KGI(最終目標)→KPI(中間目標)→打ち手を“木”にして、毎月の更新に落とし込みます。
- KGI例:月間問い合わせ◯件
- KPI例:検索表示回数、検索CTR、ランディングのエンゲ率、フォーム到達数、送信数
- KSF(重要成功要因):スマホ導線、読みやすい冒頭、ページ速度、事例や口コミの充実
※ 一般的な相場からの概算です。実際の費用は内容・依頼先により変わります。
数値の“目安”と見方のコツ(控えめに使う)
- 速度:LCPは2.5秒以下を目標(GoogleのCore Web Vitals基準)。まずは主要3ページから改善。
- CVR:一般に数%台の例が多いものの、業種・流入・定義で差が大きい。過去比で判断し、急な変化の原因を特定。
- 比較:「他社平均」よりも、自社の前回比・ページ間の相対で見るとブレません。
メモ:平均値は“異常検知”の物差し。目標そのものにするとズレます。業界・単価・検討期間で変わるため、自社の履歴を積み上げましょう。
初期設定でつまずくポイント(よくある落とし穴)
- キーイベント未設定:問い合わせが数えられていない。タグマネで送信完了のトリガーを作り、GA4で「キーイベントに指定」。
- フォームの手間:項目が多い/エラー文が曖昧/数字キーボード未設定で離脱が増えます。必須を見直し・エラー文を具体化・inputmodeを適切に。
- オフラインCV漏れ:電話・来店・成約は管理表やCRMで補完し、毎週まとめて反映。広告や改善判断の精度が上がります。
小さな実例(編集部メモ)
工務店サイトで、スマホの「電話」ボタンを下部固定+フォームの郵便番号・住所自動入力を追加したところ、翌月の問い合わせ件数が前月より増えたケースがありました。劇的な魔法ではなく、手間を1つ減らすだけでも効く、という実感です。
次の一歩(チェックして動く)
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