LP制作を頼むと何ができて、どんな結果が出るのか|実例174件の実測で見る
あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。
この件を相談する「LP制作に対応する会社」を探し始めた段階で、本当に知りたいのは会社の一覧ではなく、依頼すると何ができあがるのか、そこでどんな結果が出るのかではないでしょうか。この記事では、クリートークが収集・公開しているLP(ランディングページ)174件の実例データと、掲載207社の公開料金をもとに、この2点について整理します。想定や一般論ではなく、実際に制作されたLPの集計にもとづいています。
LP制作を頼むと、何ができあがるのか
LPは「1つの商品・サービスから、1ページで、1つの行動(問い合わせ・予約・購入)につなげる」ためのページです。会社案内のように複数の目的を持たせず、広告や検索から来た人を迷わせずに行動まで運ぶ設計に特化します。
できあがるLPの典型的な構成は、ほぼ共通しています。最初の画面(ファーストビュー)で「誰の、何が、どうなるか」をひとことで示す。続いて、悩みへの共感、解決策の提示、選ばれる理由、実績やお客様の声、料金、よくある質問を並べ、申し込み導線で締める流れです。実例を見ると、この骨格はほぼ同じで、違いが出やすいのは訴求の絞り込みの鋭さと、素材(写真・実績・声)の質と見られます。
文章で読むより、実物を見たほうが早い場合もあります。クリートークでは、制作会社が実際に作ったLP174件をスクリーンショットつきで公開しており、気になる実例を制作した会社へそのまま相談できます(広告用ランディングページの制作事例一覧)。
※実例はWeb上の公開情報をもとに収集したものです。ほかの171件は事例一覧で業種・テイスト別に見られます。
実例174件の実測データで見る「できあがるLP」
公開されている174件のLPを機械集計すると、実装されている要素の割合は次のようになりました。
この実測から、通念と異なる点が2つ見えてきます。
1つ目は、追従CTA(スクロールしても画面下に残る申し込みボタン)の実装が5%しかないことです。LPの教科書では定番の部品ですが、実際に公開されているLPでは多くありません。発注時に「追従CTAは入りますか」と確認することで、基本的な設計をどこまで押さえているかを見極めやすくなります。
2つ目は、フォーム(28%)より電話(58%)が主役になっていることです。実例には店舗・医院・地域サービスのLPが多く、その顧客は入力フォームより電話を選びやすいと考えられます。自社の客層が電話とフォームのどちらで行動しやすいかを、最初に制作会社へ共有しておくと、導線設計の精度が上がります。
デザインの主な系統は、次のように分かれます(分類できなかったものを除く)。あたたかい・親しみやすい系が最も多く(66件)、次にカラフルで元気な系(32件)、かっちりした信頼感重視の系統(27件)、ミニマル系(23件)です。どの系統が「正解」とは言い切れず、商材と客層に合わせて選ぶ形になります。実例一覧はテイストでも絞り込めます。
どんな結果が出るのか。正直な答え
もっとも気になるポイントだと思われますが、率直に書きます。「LPを作れば問い合わせが◯件増える」と事前に約束できる数字はありません。LPの成果は、ページ単体ではなく「集客(広告・検索)×受け皿(LP)×公開後の改善」の掛け算で決まるためです。業界平均のコンバージョン率としてよく引用される数字もありますが、業種・単価・流入の質で大きく変動するため、自社の予測には使いづらいのが実情です。
そのうえで、実例と相談の現場から見えている「結果を分ける要素」は、主に次の5つです。
- 訴求の一点集中: 伝えたいことを1つに絞れているLPは強く、あれもこれも載せると会社案内のようになりがちです
- 行動導線の設計: 客層に合った手段(電話かフォームかLINEか)が、迷わない位置にあること
- オファーの強さ: 無料相談・初回特典など「今動く理由」があるかどうか。ここはデザインでは補いにくい部分です
- 表示速度: 広告から来た人は数秒で離脱すると見られます。重いLPは着地前に離脱されやすくなります
- 公開後の改善: 最初の1本で当たるケースは多くなく、数値を見ながら見出しや導線を差し替える運用が成果につながります
特に5つ目は重要です。LPは「作って終わり」の単発の買い物ではなく、公開後にどう直していくかまで含めて発注先を検討したほうが、結果には結びつきやすいと考えられます。修正1回あたりの費用や、運用プランの有無は契約前に確認しておくとよいでしょう。
実際、LPでどれくらい差が出るのか。公開データで見る
「ちゃんと作るかどうかで、そんなに変わるのか」という疑問には、公開されている調査データが参考になります。ここでは、各調査の数字を「同じ集客なら問い合わせが何件になるか」というイメージに直して記載しています。発行元と調査規模が明確なものだけを取り上げています。
なお、本章の調査の多くはLP制作・改善ツールを提供する事業者の公開データです。自社サービスに有利な傾向を含む可能性はありますが、複数の独立した調査が同じ方向性を示している点に注目しています。
- LPの成果には数倍の開きがある: 広告用LPの大規模分析では、コンバージョン率の中央値が2.35%に対し、上位25%のLPは5.31%以上、上位10%は11.45%以上と報告されています(WordStream、2014年、数百アカウントの広告LP分析)。同じ広告費でも、LPの出来によって成果が数倍変わる可能性を示す代表的な調査です。より新しい調査では、4万1,000件超のLPを分析した結果、コンバージョン率の中央値は6.6%、業種別では3.8%から12%超まで開きがあります(Unbounce Conversion Benchmark Report、2024年)。同じ広告費なら、LPの出来で問い合わせ数はここまで変わるふつうのLP24件よくできたLP(上位10%)115件※調査のコンバージョン率(2.35%/11.45%)を同じ集客数で件数に直した目安。
まとめると、訴求・構成・速度・改善運用のどれもが、コンバージョン率を数十%から数倍単位で動かし得ることが、複数の独立した調査で示されています。「とりあえず低コストで1枚作る場合」と、「成果を前提に設計して育てていく場合」とでは、同じ広告費でも結果に数倍の違いが生じる可能性があります。これが、LPを丁寧に作り込み、運用していく意義だと考えられます。
費用と、できあがるものの関係
クリートーク掲載の制作会社のうち、LP制作の料金を公式サイトで公開している207社を集計すると、最安プランの中央値は20万円でした(LP制作費用の実測データ)。
金額によって変わるのは、主に「制作会社がどこまで踏み込むか」の範囲です。各社の公開プランの記載を見る限り、10万円未満のプランは、原稿と構成を発注側が用意する前提のものが多く見られます。30万円を超えると、訴求の設計・ライティング・撮影まで制作会社側が担う内容が増える傾向があります。広告の受け皿として使うLPは、構成の質が成果に直結しやすいため、単価の比較だけでなく「構成とライティングを誰が担当するか」を確認することが、費用対効果を分けるポイントになりやすいと考えられます。
発注前に用意しておくと精度が上がる3つ
最後に、依頼前の準備についてです。この3つを揃えておくだけで、見積りの精度と、できあがるLPの質が変わるケースが多く見られます。
- 目的を1つに決める: 問い合わせか、予約か、資料請求か。1ページ1目的というのがLPの基本です
- オファーを決める: 訪問者が「今」動く理由(無料診断、初回割引、限定枠など)。ここは発注者にしか決められません
- 素材の棚卸し: 実績数、お客様の声、現場写真など。実測では、お客様の声の掲載は11%にとどまっており、準備できるだけで差がつきやすい要素です
どんなLPになるのかは、実例174件で実物を確認できます。費用感は実測データを、対応できる会社はLP制作に強い会社の一覧を参照してください。「そもそもLPでよいのか、それともサイトのリニューアルが先か」といった段階の検討は、無料相談カウンターで整理できます。相談のみで完了しても問題ありません。
※本記事の数値は、クリートークが収集・公開している制作実例(LP分類174件)と掲載社の公開料金(207社)を機械集計した実測値です(2026年9月時点)。今後の集計対象の追加・更新により、数値が変わる可能性があります。
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