ホームホームページ制作

ホームページがスマホ対応していない時の直し方は?費用と手順をやさしく解説

2026年7月2日 公開
写真: NSYS GroupUnsplash

スマホで自分のホームページを開いたら、文字が虫みたいに小さくて、指でぐいーっと広げないと読めない。ボタンが押しにくい。なんか横にはみ出てる。
「あれ、これウチのサイト、スマホでちゃんと見えてないのでは…?」

その違和感、正解です。そしてラッキーなことに、直せます。結論から言うと、スマホ対応していないホームページの直し方は大きく3つ。(1)今のサイトを「レスポンシブ化」する、(2)作り替える、(3)ノーコードツールで作り直す。費用は既存サイトの改修なら1ページあたり1〜3万円が目安、全体を作り直すと10ページ規模で20〜35万円ほどが相場です(依頼内容によって上下します)。まずは「本当にスマホ対応していないのか」を1分でチェックするところから始めましょう。

まず確認:あなたのサイトは本当にスマホ対応していない?

ウイルスでもアプリの不具合でもありません(スマホの調子が悪いのかと心配になりますよね、でも大丈夫)。サイト側が「スマホ用の見た目」を用意していないだけ。見分け方はカンタンです。

スマホでご自分のサイトを開いて、次のどれかに当てはまったら「スマホ対応していない」サインです。

✅ かんたんチェック(当てはまるものは?)
気になる項目があればチェックしてみてください。

もっと確実に知りたい人は、Googleの「PageSpeed Insights」(無料)にサイトのURLを貼って測るのがおすすめ。読み込み速度と一緒に、スマホでの見え方の問題点も教えてくれます。

ちなみに、今スマホで見ている人はとても多いです。日本ではホームページを見る人のうち7割前後がスマホという調査もあります。つまりスマホで崩れている=訪れた人の多数を逃しているということ。海外のMcKinseyの調査では「モバイルサイトで困った人の61%は二度と戻ってこない」というデータもあります。もったいないですよね。

放っておくとどうなる?「見た目」だけの問題じゃない

「まあPCで見られればいいか」と思うかもしれません。でも今は、Googleが検索順位を決めるときスマホでの見た目を基準にしています(モバイルファーストインデックスといいます。難しい言葉ですが、要は「Googleはスマホ画面であなたのサイトを採点している」ということ)。

つまりスマホで崩れていると、検索で見つけてもらいにくくなる可能性があるんです。見た目が悪いだけでなく、集客の入り口が細くなる。ここが放置しづらいポイントです。

直し方は3つ。あなたに合うのはどれ?

スマホ対応のやり方はいくつかありますが、初めての事業者さんが現実的に選ぶのは次の3つです。

選択肢1:今のサイトを「レスポンシブ化」する(Google推奨)

レスポンシブとは、1つのサイトが画面の幅に合わせて自動で見た目を切り替える仕組みのこと。PCなら横並び、スマホなら縦並び、みたいに勝手に整えてくれます。GoogleもこのやりかたをおすすめしていてURLも1つで済むので、いちばん王道です。

今のサイトのデザインや文章を活かしたまま、見た目の“着替え”をさせるイメージ。こんな人向け:今のサイトの内容に不満はないけど、スマホで崩れているのだけ直したい人。

選択肢2:思いきって作り替える

サイトが古い(何年も前に作った、更新できていない、そもそも誰が作ったか分からない)なら、部分的に直すより作り替えたほうが結果的にラクなことがあります。最初からスマホ対応で作れば、当然きれいに見えます。こんな人向け:デザインも文章も古い、管理画面にログインできない、作った会社と連絡が取れない人。

選択肢3:ノーコードツールで自分で作り直す

WordPressの最近のテーマや、Wix・ペライチ・STUDIO・Jimdoといったサービスは、最初からスマホ対応が標準。テンプレートを選んで文章と写真を入れるだけで、スマホでもちゃんと見える形になります。月額1,000〜3,000円前後から始められるものが多く、コストは抑えめ。こんな人向け:予算を抑えたい、自分で少しずつ育てたい人。

「今のサイトを直す」場合、中では何が起きている?

プロに頼むと中でこんな作業をしています。仕組みをちょっと知っておくと、見積もりの意味も分かって安心です。

1
HTMLに「viewport(ビューポート)」の一文を入れる
2
画面幅に応じてレイアウトを切り替えるCSSを書く
3
メニューを「三本線のボタン」などスマホ用に作り直す
4
画像や文字サイズを指で操作しやすく調整する
5
実機のスマホで表示崩れをチェックする

最初のviewport(ビューポート)というのは、「スマホの画面幅に合わせて表示してね」とブラウザに伝えるおまじないの一文。これが抜けていると、スマホでもPC版がそのままギューッと縮小されて、あの「文字が小さすぎて読めない」状態になります。実は多くの“スマホ非対応サイト”は、この一行が無いか、レイアウトが横幅固定になっているのが原因なんです。

実際にやると出る落とし穴:一部だけレスポンシブにすると、「トップはきれいなのに問い合わせページだけ崩れてる」みたいなチグハグが起きがち。直すなら全ページまとめて確認するのが安心です。

費用の目安はどれくらい?

いちばん気になるお金の話。既存サイトのスマホ対応(レスポンシブ化)を制作会社に頼む場合、ざっくりこんな相場感です(あくまで目安で、ページ数やデザインの複雑さで変わります)。

内容費用の目安
下層ページ1ページの対応1〜1.5万円ほど
トップページの対応2〜3.5万円ほど
画像1枚のスマホ最適化2,000〜6,000円ほど
10ページ規模を丸ごと対応20〜35万円ほど

具体的な内訳のイメージはこんな感じです。

💰 費用の内訳
トップページのスマホ対応¥30,000
下層ページ5枚の対応¥60,000
画像の最適化(8枚)¥32,000
実機チェック・調整¥20,000
合計¥142,000

「うちの規模だといくら?」を試したい人は、下でざっくり出してみてください。

🧮 費用シミュレーター(あなたの場合は?)
作り方
ページ数: 5ページ
写真
文章(原稿)
費用の目安
¥0¥30,000

※ 一般的な相場からの概算です。実際の費用は内容・依頼先により変わります。

ちなみにこの費用、単なる出費ではなく回収できる投資でもあります。海外のBlue Coronaの調査では、レスポンシブ対応したサイトは非対応のサイトよりモバイルでの成約率が大きく上がったという結果も。日本でも「スマホで見やすくなったら問い合わせが増えた」はよくある話です。

今日からできる第一歩

  1. スマホで自分のサイトを開いて、上のチェックリストで崩れを確認する
  2. Googleの「PageSpeed Insights」にURLを貼って、問題点を見てみる
  3. 「今のサイトを直す」か「作り替える」か、方針をざっくり決める
  4. 自分の管理画面にログインできるか確認しておく(頼むときスムーズです)

ここまで分かれば、あとは進めるだけ。あわてなくて大丈夫です。

よくある質問
いいえ、ほとんどの場合ウイルスではありません。サイト側がスマホ用の表示を用意していない「スマホ非対応」の状態です。サイトをレスポンシブ対応すれば、指で拡大しなくても読める大きさになります。

「自分で直す時間がない」「管理画面にログインできない」「一部だけ崩れているのを直したい」——そんなときは、今あるホームページのスマホ対応や修正だけをスポットでプロに頼むのが近道です。まずは今の状態を見てもらって、無料で相談してみるところから始めてみてください。

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