問い合わせフォームツールの選び方|自社に合う受付・返信・保守の仕組みを決める
あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。
この件を相談する問い合わせフォームは、作れた後に「無理なく対応できるか」が気になりますよね。簡単な受付ならGoogle フォーム、対応状況の共有まで必要ならformrun・Tayori、既存のWordPressで保守を頼めるならContact Form 7が候補です。
選ぶポイントは、無料枠が受信と返信のどちらを制限するか、誰がどこから返信するか、設置後の保守を誰が担うか。この記事では、営業送信ではなく、お客様からの問い合わせを受け付けるツールを比べます。
問い合わせフォームツールは、作成よりも公開後の運用で選ぶ
まずは候補を同じ軸で見渡してみましょう。フォームの見た目より、届いた後の仕事に注目です。
| 候補 | 向いている受付 | 返信・対応管理 | 設置・保守の考え方 |
|---|---|---|---|
| Google フォーム | 簡単な受付から始めたい | 回答を見て、普段のメールなどで返信 | リンク共有・埋め込み。通知先や公開範囲は自社で管理 |
| formrun | 受付から返信までまとめたい | 回答管理とメール返信に対応。必要人数に合うプランを選ぶ | 外部ツールとして利用。自社サイトへの設置可否を確認 |
| Tayori | 問い合わせへの返信を管理したい | 返信可能数とユーザー数が判断材料 | 外部ツールとして利用。自社サイトへの設置可否を確認 |
| Contact Form 7 | 既存のWordPressで受け付けたい | 通知後の返信・対応記録は別途用意 | 専用ブロックで設置。サイトとプラグインの保守担当が必要 |
例えば店主が兼務するなら、通知から返信まで迷わず進めることが大切です。店舗と事務所で分担するなら、担当者と未返信の問い合わせを共有できる仕組みを優先します。
無料枠の上限と、必要な機能が使える契約条件を比べる
「月○件」の数字だけでは比べられません。formrunは回答数、Tayoriはツールから返信できる件数に注目します。
| プラン | 受付・返信の条件 | 自動返信の条件 | 料金・税抜 |
|---|---|---|---|
| formrun 無料 | フォーム1個、メンバー1人。回答はフォーム当たり月30件 | 自動返信メールは対象外 | 無料 |
| formrun BEGINNER | フォーム5個、メンバー2人。回答はフォーム当たり月100件 | 自動返信メールに対応 | 年間契約は月額2,980円、単月契約は月額3,880円 |
| Tayori 無料 | フォーム1個、1ユーザー。返信可能数は月10件 | 自動応答メールは定型文のみ | 無料 |
出典:formrun公式「料金プラン」、Tayori公式「料金プラン」。掲載料金・条件は変更される場合があります。
例えば、受付だけで返信不要の用途では、Tayoriの返信可能数を受信上限と読み替えないことが大切です。一方、届いた相談へツール内から返事をするなら、返信可能数が運用に関わります。
ここでいう自動返信・自動応答は、送信者へ自動で返す受付メールです。Tayori無料の「定型文のみ」も、この自動応答メールの条件。担当者が個別に返事を書く際のテンプレートとは別の話です。formrunで自動返信が必要ならBEGINNER以上を候補にし、年間契約か単月契約かもそろえて検討します。
設置先と対応体制から、自社で試す候補を絞る
Google フォームはリンク共有と埋め込みに対応しています。例えば、まず受付を始めたいならフォームへのリンクを置く方法があります。WordPressのページ内にフォームを置きたいなら、Contact Form 7の専用ブロックが選択肢です。設置作業が難しければ、制作会社に任せて大丈夫です。
出典:Google公式ヘルプ「フォームを公開して回答者と共有する」、WordPress公式配布ページ「Contact Form 7」。
ただし、設置できることと、保守できることは別。更新を頼める相手がいない場合は、外部ツールを先に試すのがおすすめです。担当分けが必要なら、フォーム作成画面だけでなく、回答を管理する画面まで試用対象に含めます。
試用では、入力から通知・返信までを通して試す
- 初回対応に必要な項目に絞り、必須・任意を示す。
- 個人情報の利用目的を、送信前に目に留まる位置へ置く。
- サイトに設置し、ログアウト状態のスマホで送信する。
- 管理者通知と、利用する自動返信が届くか調べる。
- 送信者へ返信し、対応済みと分かる状態にする。
例えばメールで完結する資料請求なら、電話番号が本当に必要かを見直します。折り返し電話の依頼なら、電話番号欄の近くに用途を添えると伝わりやすくなります。
ウェブで本人から個人情報を取得する場合、原則として利用目的の明示が必要です。送信前に見える説明や、利用目的を読めるリンクを用意します。出典:個人情報保護委員会FAQ Q4-17、個人情報保護法ガイドライン(通則編)。
Google フォームの通知は「回答」→その他メニュー→「新しい回答についてのメール通知を受け取る」で設定できます。その後は「回答」で内容を開き、収集したメールアドレス宛てに普段のメールから返信する流れを試します。通知メールへの返信先が、お客様とは限らない点にも注意してください。出典:Google公式ヘルプ「フォームの回答を表示、管理する」。
返信漏れや保守の放置を防ぐために、今日決めておくこと
一人で対応するなら、受付を見る時間と未返信を残す場所を決めておくと安心です。複数人なら、受付を見た人が担当を割り当て、返信した人が対応済みにする流れにします。「誰かが返したはず」を残さない仕組みです。
今日は候補を一つ選び、受付・返信・保守を担う人を書き出せば十分。保守を外部に任せる場合も、更新と不具合対応のどこまで頼めるかを依頼先に聞いておきます。
よくある質問
回答者のログインは必要?
Google フォームでは「回答を1回に制限する」を有効にすると、Googleアカウントへのログインが必要です。一般のお客様向けの受付では、ログアウトしたスマホで送れるかを試してください。出典:Google公式ヘルプ「フォームを公開して回答者と共有する」。
営業スパムへの対策はある?
Contact Form 7は、迷惑投稿を判定するAkismetと、自動送信するボットへの対策であるCloudflare Turnstileに対応しています。迷惑送信を完全に防ぐものではありません。設定は制作会社などに任せ、対策後も普通のお客様が送信できるか試すと安心です。出典:Contact Form 7公式FAQ。
受付から返信までの進め方に迷ったら、無料のチャット相談で、自分で進めるか、合う制作会社を探すかを中立に整理できます。既存フォームの修正も含め、本業と両立できる方法を相談してみてください。
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