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はじめてのAIサイト作成ツール、迷わない選び方の3視点

2026年7月5日 公開

「AIでホームページが作れるらしいけど、ツールが多すぎてどれを選べばいいの?」——動画を見ても、Wix、STUDIO、v0、Boltといろんな名前が飛び交っていて、正直こんがらがりますよね。わかります。

結論から先にお伝えします。

「万能な1本」を探すより、あなたのゴールに合うタイプを選ぶのが近道です。AIホームページ作成ツールは大きく3タイプ。①簡単さ重視の「サイトビルダー型(Wix・Jimdo・ペライチなど)」、②デザイン自由度が高い「ノーコード型(STUDIO・Framer)」、③文章の指示からコードごと生成する「AIエージェント型(v0・Boltなど)」。お店や小さな会社の「まず1枚作りたい」なら、サイトビルダー型かノーコード型でほぼOKです。

この記事を読むと分かること:

  • 3タイプの違いと、自分に合うのはどれか
  • 初心者がツールを選ぶときの「3つの軸」
  • 料金の目安(有料プラン+独自ドメインの年間感)

まず結論:3タイプのどれを選ぶ?

細かい機能比較の前に、大枠だけつかんでください。ここさえ押さえれば、だいぶ迷いが減ります。

タイプ代表的なツールこんな人向け難易度
サイトビルダー型Wix / Jimdo / ペライチ早く・簡単に公開したいやさしい
ノーコード型STUDIO / Framerデザインにこだわりたいふつう
AIエージェント型v0(Vercel)/ Bolt(StackBlitz)作り込みたい・PC作業に慣れているやや高め

AIエージェント型は自由度が高くて楽しいのですが、生成後の修正や公開設定を自分で触る場面が出やすく、初めての人には少しハードルがあります。「WordPressはもう古い?」という声もよく聞きますが、これは古い・新しいというより向き不向きの問題。細かくカスタマイズしたい人には今も有力です(ただし更新やセキュリティ対策など、自分で管理する手間はかかります)。

タイプ別に、もう少し詳しく

① サイトビルダー型(いちばん手軽)

質問にいくつか答えると、AIがたたき台を丸ごと作ってくれるタイプ。Wixの「AIサイトビルダー」がわかりやすい例です。テンプレートが豊富で、キャッチコピーや紹介文のたたき台もAIが提案してくれます。ドイツ発のJimdo(国内はKDDIウェブコミュニケーションズが運営)にも「AIビルダー」モードがあり、日本発で1枚もの(ランディングページ)が得意なペライチも、この仲間です。

Wix AIビルダーの超ざっくり手順(イメージ):

1
業種を選ぶ
2
色やテイストを選ぶ
3
文言を確認・修正
4
プレビューでスマホ表示を確認
5
公開

強み:操作が直感的で、公開までが速い。弱み:テンプレ由来なので、他店と似た雰囲気になりやすいところ。なお独自ドメインを使うには有料プランが必要です。

② ノーコード型(デザイン重視)

国産のSTUDIOや海外のFramerなど。コードを書かずに、デザインソフトのように自由にレイアウトできます。「テンプレっぽさを卒業したい」「ブランドの世界観を出したい」人にぴったり。そのぶん、最初は操作を覚える時間が少し必要です。

STUDIOで作るときの流れ(イメージ):

1
テンプレートを複製
2
文章・写真を差し替え
3
PC・タブレット・スマホの3幅で表示を確認
4
公開設定(独自ドメインなど)を行う

STUDIOやFramerはもともとデザインの自由度が売りで、AIによる下書きや文章生成の機能も少しずつ広がっています。ただ「AIが全部やってくれる」というより、人が手を動かして仕上げる色が強いツールだと思っておくと、期待とのズレが少ないです。

③ AIエージェント型(作り込み派)

「カフェのおしゃれな予約サイトを作って」のように文章で指示すると、AIがデザインとコードをまとめて生成する新しいタイプ。v0(Vercel社)やBolt(StackBlitz社)などが話題です。形になるのは速いのですが、細かい修正や公開設定・独自ドメイン接続を自分で触ることになりがち。PC作業に慣れた人向けと考えておくと安心です。ChatGPTで作る場合の流れと限界はChatGPTでホームページ作成の記事でも詳しく触れています。

ちなみにAIの勢いは調査にも表れていて、海外のホスティング大手Hostingerの2026年レポートでは、同社のAIビルダー利用者は初回公開までが平均0.8日と、従来型のドラッグ&ドロップ型(平均1.9日)より速いと報告されています。数字は海外・そのサービスの利用者に限った目安ですが、「AIでたたき台づくりが速い」という感覚は日本でも同じです。

料金の目安(幅と条件で見ておこう)

気になるお金の話。ツールごとに条件がかなり違うので、あくまで「目安の幅」で捉えてください。表記は税込・税別が混在することが多いので、申し込み画面で必ず確認を。

  • 無料プラン:初期費用ゼロで試せる。ただし独自ドメインが使えず「〇〇.wixsite.com」のようなサブドメインになったり、広告が入ったり、ページ数・容量(例:Wix無料は500MB前後)に制限があることが多いです。
  • 有料プラン:月額数百円〜数千円が中心の価格帯。独自ドメインが使えて広告も消え、機能も解放されます。たとえばSTUDIOには月額500円台からのプランがあり、Wixには独自ドメイン付きで月2,000円台〜、ビジネス向け上位プランになると月1万円を超えるものまで幅広くあります(プラン名・金額は変わりやすいので公式で確認を)。

あわせて見落としがちなのが独自ドメインの費用。「.com」などは年間おおよそ1,000〜3,000円台が目安です(人気の文字列や特殊なドメインはもっと高いことも)。多くのケースで、有料プラン+独自ドメインを合わせて年間1.5〜3万円前後に収まることが多い、というのがざっくりの感覚です。

下のシミュレーターで、自分の条件でざっくり試算もできます(うまく表示されない場合は、自作と外注の費用相場をまとめた記事に目安表があります)。

費用シミュレーター(あなたの場合は?)
作り方
ページ数: 5ページ
写真
文章(原稿)
費用の目安
¥0¥30,000

※ 一般的な相場からの概算です。実際の費用は内容・依頼先により変わります。

制作会社への外注は数十万円かかることを思うと、AIツールの始めやすさは段違いです。ただし「安い=正解」ではなく、後述の仕上げの手間まで含めて考えるのがコツです。

選ぶときの3つの軸

結局どこで決める? 迷ったら、この3つで考えると失敗しにくいです。

1
①ゴールを決める(1枚だけ?お店の顔?予約も?)
2
②独自ドメインを使うか(使うなら有料前提)
3
③自分でどこまで触りたいか(簡単さ⇔自由度)

「集客のために本気で使うサイト」なら独自ドメインは基本セットにしたいところ。ドメイン名で迷ったら企業名とサービス名どっちにするかの記事が参考になります。

正直に言うと、AIが苦手なこと

ここが大事なので、はっきり書きます。AIはたたき台づくりが得意です。文章もレイアウトも、あっという間に形にしてくれます。でも、そのまま公開してOKなことは意外と少ないんです。

  • デザインが「どこかで見た感じ」になりがち:テンプレやAI生成はベースが似るので、写真や言葉で自店らしさを足す作業が要ります。スマホで撮る店舗写真の記事が効いてきます。
  • スマホ表示の崩れ:PCでは綺麗でも、スマホで文字が切れたり詰まったり。仕上げの確認は必須です(スマホ対応の直し方)。
  • 公開設定・SEO:ドメインの接続、問い合わせフォームの動作確認、検索対策など、AIが自動でやる範囲は基本どまり。ここは人の手が要ります。

つまり、「AIで8割、人で仕上げの2割」くらいのイメージが現実的です。

公開前のモバイル崩れチェック(実務メモ)

スマホ崩れは公開後にいちばん指摘されるポイント。次の5つを見ておくと安心です。

  • 3つの画面幅で確認:スマホ(幅375px前後)・タブレット(768px前後)・PC(1280px前後)。PCブラウザの表示幅を縮めるだけでもざっくり確認できます。
  • 画像は圧縮してから:重い写真は表示が遅くなる原因に。長辺2000px前後・数百KB程度を目安に。表示が遅い原因の記事も参考に。
  • 長い見出しの折り返し:スマホで変な位置で改行されないか。区切りたくない語句(店名・電話番号など)は途中で切れていないか。
  • ボタンの押しやすさ:電話・予約ボタンが指で押せるサイズか、近すぎないか。
  • 問い合わせフォームが実際に届くか:自分でテスト送信して受信を確認。フォームの作り方の記事もどうぞ。

かんたんチェック(当てはまるものは?)
気になる項目があればチェックしてみてください。

今日からの一歩

まずは気になったツールの無料プランを1つ、実際に触ってみてください。質問に答えていくだけで、5〜30分くらいで「こんな感じか」がつかめます。合わなければ別のタイプに乗り換えればいいだけ。ゼロから紙に書くより、AIのたたき台を直すほうがずっと速いです。

作り始める前の準備を整えたい方は、最初にそろえるチェックリストから始めると迷いません。全体の流れを知りたい方はホームページの作り方の記事もあわせてどうぞ。

よくある質問
たたき台まではほぼ自動で作れますが、そのまま公開できる完成度になることは少ないです。スマホ表示の調整、独自ドメインの接続、問い合わせフォームの動作確認などは人の手で仕上げるのが現実的です。「AIで8割、人で2割」くらいのイメージで考えると安心です。

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