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ホームページを自分で無料で作る方法|初心者がハマる落とし穴と5ステップ

2026年7月2日 公開
写真: jerry chenUnsplash

「ホームページ、自分で作りたい。できれば無料で」。そう思って検索したあなた、方向性は正解です。今は専門知識ゼロでも、テンプレートに文章と写真を入れるだけでサイトが作れる時代。「HTMLって何?」のままでも大丈夫です。

先に結論から言いますね。ホームページを自分で無料で作ること自体は、本当にできます。WixやJimdo、Canvaといった無料ツールを使えば、早ければ数時間で公開までいけます。ただし、「無料のまま本気で集客に使う」のはちょっと難しいのが正直なところ。無料版には広告表示・ページ数の上限・独自ドメインが使えない、といった“天井”があるからです。おすすめは、まず無料でお試し → 手応えが出たら月数百〜数千円の有料プランへという流れ。この記事では、その第一歩を具体的に案内します。

無料で作れる主なサービス(それぞれの得意技)

「どれを使えばいいの?」が最初の悩みどころ。ざっくりキャラ分けするとこんな感じです。

サービスこんな人に向いてるひとことメモ
Wix(ウィックス)デザインにこだわりたい人テンプレートが豊富(800種類以上)。自由度が高いぶん、最初は少し迷子になりやすい
Jimdo(ジンドゥー)とにかくシンプルに済ませたい人操作がやさしい。無料は5ページまで、長期間ログインしないとページが消える仕様に注意(後述)
Canva(キャンバ)チラシ感覚で作りたい人デザインツールとして人気。1ページの案内サイトなら手軽に作れる
WordPress(ワードプレス)ブログでコツコツ集客したい人世界のサイトの4割超が使う定番。ただし種類が2つあり要注意(後述)

WordPressは「2種類ある」ことだけ覚えて

初心者がいちばん混乱するのがWordPress。実は名前が似た別モノが2つあります。

  • WordPress.org…自分でレンタルサーバー(サイトの置き場所。月1,000円前後が目安)を借りて設置するタイプ。ソフト自体は無料ですが準備が多く、初心者にはやや難易度高め。
  • WordPress.com…登録するだけで使えるサービス版。無料プランもありますが、独自ドメインが使えない・使えるデザイン部品(プラグイン)に制限がある、など無料ならではの縛りがあります。

「ブログでじっくり集客したい」人向けの本命ですが、最初の一歩としてはWixなどのほうがラクです。

編集注: 各サービスの無料プランの条件(ページ数・容量・仕様)は変更されることがあります。特にJimdoの「一定期間ログインしないとページが削除される」といった規約は変わる可能性があるので、申し込み前に必ず各社の公式ページで最新の条件を確認してください。この記事は2026年7月時点で確認した内容をもとにしています。

実際の作り方は、たった5ステップ

身構えなくて大丈夫。どのサービスもやることはほぼ同じです。

1
目的を決める(例: 予約を増やす)
2
テンプレートを選ぶ
3
写真と文章を自分のものに差し替える
4
スマホ表示をチェック
5
公開ボタンを押す

ポイントは、ゼロから作らないこと。テンプレートという“完成品の下書き”を選んで、文字と写真を入れ替えていくだけ。真っ白なキャンバスと格闘する必要はありません。「業種名+テンプレート」で探すと、あなたのお店に近い雰囲気のものが見つかりやすいですよ。

例: 1ページのお店サイトを短時間で作るイメージ

たとえば美容室でWixを使うなら、こんな流れです。編集部で試した感覚では、写真と文章さえ手元にあれば1ページなら30分〜1時間ほどで形になります。

  1. Wixに無料登録し、「Beauty / Hair」系のテンプレートを1つ選ぶ。
  2. 差し替えるのは、まずこの3か所だけでOK → ①一番上の店名とキャッチコピー、②メニュー・料金のブロック、③住所・営業時間・地図のブロック。
  3. 「予約する」ボタンのリンク先を、自分の予約ページや電話番号に変える。
  4. 右上の「プレビュー」でスマホ表示を確認して、「公開」を押す。

公開すると、無料版のURLは「ユーザー名.wixsite.com/店名」のような長い住所になります(このあと落とし穴として触れます)。まずは公開できること自体を体験するのが大事。完璧じゃなくて大丈夫です。

差し替える文章は、この順番で考えると楽

いざ文章を書こうとすると手が止まりがち。海外の調査(Ko Marketing、2024年)では、企業サイトの訪問者の86%が「まず商品やサービスの情報を見たい」と答えたそうです。凝った自己紹介より、「何を・いくらで・どこで提供しているか」を先に。悩んだら次の順で埋めてみてください。

  • お店・サービスの名前と、ひとことキャッチ
  • 何ができるか(メニュー・料金)
  • 場所・営業時間・連絡先
  • 予約や問い合わせのボタン

最初は欲張らず、「トップ+メニュー+アクセス」の3ブロックだけあれば十分。まず出す、あとで足す。これが挫折しないコツです。

「無料のまま」でぶつかる、正直な落とし穴

ここが一番お伝えしたいところ。無料はありがたいけれど、こんな“天井”があります。

無料版の主な制限
・サービスの広告が勝手に表示される
・独自ドメイン(自分だけのURL)が使えず、長めのサブドメインになる
・ページ数やデータ容量に上限がある(例: Wix無料は容量500MB程度)
・電話サポートがないことがほとんど

用語をひとつだけ。独自ドメインとは「yourshop.com」のような、あなただけの短い住所のこと。対して無料版で割り当てられるサブドメインは「yourshop.サービス名.com」のように、サービス名がくっついた長い住所です。

このURLの見た目が地味に効いてきます。編集部で実際にWix無料版でサイトを公開してみたとき、いざ名刺やチラシに載せる段になって「この長い住所、ちょっと入れづらいな…」と手が止まりました。無料で始めるなら、せめてサイト名(ユーザー名)は短くシンプルにしておくと、あとで少しマシになります。信頼感を出したくなったら、独自ドメインと広告非表示は有料プランで解放できます。

ちなみに、いまどきのサービスは無料プランでもSSL(サイトを鍵マーク付きの安全な「https」にする仕組み)が自動で付くことが多いです。ここは初心者が気にしすぎなくてOKなポイント。

気になる費用感は、幅で持っておくと安心です(金額は税込・目安。時期やプランで変わります)。

💰 費用の内訳
無料プラン¥0
独自ドメイン取得(年額の目安)¥1,500
有料プラン(月額の目安・下限)¥500
レンタルサーバー(月額の目安)¥1,000
合計¥3,000

もうひとつの見えないコスト、それは時間です。操作を覚える時間、写真を用意する時間、文章を練る時間。本業が忙しい方ほど、この“自分の時給”がじわじわ削られます。無料=完全にタダではない、と頭の片隅に置いておくといいですね。

作ったのに集客できない…を防ぐコツ

「せっかく作ったのに誰も来ない」。これ、あるあるです。理由の多くは「重い・スマホで見にくい・次の行動先がない」の3つに集約されます。

1. 写真を軽くする

写真を詰め込みすぎるとページが重くなり、読み込みを待てずに離脱されます。海外の調査(Nostra.ai、2024年)では、読み込みに3秒以上かかるページは1秒のページより離脱率が32%高いとされています。目安として、写真は長辺1200px前後・1枚1MB未満を意識するといい感じ。Canvaなどでリサイズしてから載せると軽くなります。

2. スマホで必ず確認する

いまは大半の人がスマホで見ます。公開前に必ず自分のスマホで開いて確認しましょう。文字がはみ出ていないか、ボタンが指で押しやすいか。それだけでグッと変わります。

3. 「次の一歩」ボタンを目立たせる

どんなに綺麗でも、次の行動先がなければお客さんは去ってしまいます。「予約する」「電話する」ボタンは、ページの一番上と一番下の2か所に置くのがおすすめ。スマホでは、常に画面の下に固定表示できる機能があればぜひ使ってください。

自分のサイトが大丈夫か、ざっとチェックしてみましょう。

✅ かんたんチェック(当てはまるものは?)
気になる項目があればチェックしてみてください。

で、結局どうすればいい?

迷ったら、こう考えてみてください。

  • まず試したい・お金をかけたくない → Wixなど無料版でOK。1ページの案内サイトから。
  • 本気で集客に使いたい → 無料で作りつつ、独自ドメインだけは有料で用意すると信頼感アップ。
  • 時間がない・作る自信がない → プロのテンプレートで作れるサービスに頼るのも賢い選択。

よくある質問
多くのサービスで無料プラン自体は継続して使えます。ただし広告表示や独自ドメイン非対応などの制限があり、これを外すには月数百〜数千円ほどの有料プランが必要です。また各社が仕様を変更することもあるので、申し込み前に公式ページで最新条件を確認すると安心です。

ホームページは一度作って終わりではなく、少しずつ育てていくもの。まずは無料で第一歩を踏み出してみてください。触ってみると「あ、意外とできるかも」と思えるはずです。

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