グーグルマップの店舗登録のやり方【スマホだけOK・全手順】
「お店をグーグルマップに出したいけど、パソコンないし難しそう…」。大丈夫です。結論から言うと、スマホだけで登録できます。しかも無料。写真の準備ができていて営業形態がシンプルなお店なら、入力そのものは15分ほどで終わります(あとで説明する「オーナー確認」の待ち時間は別です)。
この記事では、店舗オーナーがスマホ1台でグーグルマップ(正式にはGoogleビジネスプロフィール、略してGBP)に自分のお店を登録する手順を、実際のボタン名までイメージできるように説明します。「もう勝手に登録されてるかも?」の確認から、意外とつまずくオーナー確認のコツまで。ひとつずつ進めれば必ずゴールにたどり着けます。
まず結論:スマホでの登録は「確認 → 登録 → オーナー確認」の3ステップ
やることはシンプル。全体像を先につかんでおきましょう。
ちなみに「Googleマイビジネス」という名前を聞いたことがある人もいるかも。これは2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名前が変わりました。中身は同じもの。古い記事だと旧名で書かれていることがあるので、混乱しないでくださいね。以下ではGBPで統一します。
ステップ0:その店、すでに登録されてるかも?(超重要)
いきなり登録に進む前に、必ずやってほしいことがあります。自分のお店がもう地図に載っていないか、確認すること。
というのも、Googleはネット上の公開情報やお客さんの投稿をもとに、店主が何もしていなくても店舗情報を自動で作っていることがあるんです。ここで確認せず新しく作ってしまうと、同じお店が2つ地図に並ぶ「重複」状態に。これはGoogleのガイドライン違反で、統合の手続きが必要になったり、表示に影響が出たりします。だからこの確認は飛ばさないでください。
スマホでの確認方法
- Googleマップアプリ、または検索アプリを開く
- 検索窓に「店名+地名」(例:「◯◯カフェ 中央区」)を入力。念のため住所や電話番号でも検索してみると、取りこぼしが減ります
- 自分のお店が地図やナレッジパネル(画面上部に出る、店名・写真・営業時間などがまとまった店舗情報のボックス)に出てくるか見る
ここで出てきたら、「登録は済んでいて、あとはオーナー確認だけ」という状態。パネルの下のほうに「このビジネスのオーナーですか?」というリンクがあるので、それをタップしてステップ2へ進みます。
もし「すでに他の人が管理しています」と表示されたら、前の運営者や制作業者などが管理者になっている可能性があります。その場合は画面の案内から「アクセスをリクエスト」して、現在の管理者に権限を渡してもらう流れになります。勝手に別アカウントで作り直さないのがポイントです。
何も出てこなければ、次のステップ1で新規登録します。
ステップ1:スマホで新規登録する手順
お店が見つからなかった人はこちら。まずビジネス用に使うGoogleアカウントを用意します(普段のGmailでOK。ただしお店専用に1つ作っておくと、あとで従業員と分担しやすくて安心です)。
始め方は2通り。どちらでもゴールは同じです。
- アプリから:Googleマップアプリを開く → 右上の丸いプロフィールアイコンをタップ → メニューの「ビジネスプロフィールを追加」を選ぶ
- ブラウザから:SafariやChromeで business.google.com にアクセス → 「今すぐ管理」または「ビジネスを追加」をタップ
あとは画面の案内に沿って進めます。
- Googleアカウントでログイン
- ビジネス名(店名)を入力。看板どおり正確に。「(地名)人気の」みたいな余計な宣伝文句を足すのはNGです
- ビジネスカテゴリを選ぶ(例:「美容室」「イタリア料理店」)
- 店舗にお客さんが来店するかを選ぶ。来店ありなら住所を入力し、地図上のピンが正しい位置か確認
- 電話番号とウェブサイト(あれば)を入力
カテゴリ選びは、実はいちばん大事
海外のローカルSEO調査(Whitesparkのローカルランキング要因調査)では、メインカテゴリの選び間違いが、地図順位に最も悪影響を与える要因のひとつとされています。あくまで相関の話ですが、それだけ土台になる項目ということ。「カフェ」と「喫茶店」で迷ったら、実態にいちばん近いものを選びましょう(あとから変更できます)。
選ぶコツは、近所で上位に出ている競合店を真似すること。マップで同業のお店をタップ → 店名の下に出ているカテゴリ表記を見れば、そのエリアで有効なカテゴリのヒントになります。メインは1つですが、追加カテゴリも設定できるので、「ラーメン店」+「餃子店」のように、実際に提供しているものを補足しておくと取りこぼしが減ります。
住所を出したくない場合(自宅サロン・出張型)
自宅で営業していたり、お客さんの元へ出向くタイプなら、住所を隠して対応エリアだけ表示できます。登録時に「店舗に来客がない」タイプを選ぶと、住所は非公開になり、代わりにサービス提供エリアを市区町村単位で追加していく形に。無理に広げすぎず、実際に通える範囲で設定するのがおすすめです。
「入力する時間がなくて後回し…」という方は、登録から初期設定(写真アップやカテゴリ設定)までまとめて相談することもできます。制作事例を見ながらイメージを確認できるので、気軽にのぞいてみてください。
ステップ2:オーナー確認(あなたが店主だと証明する)
誰でも他人の店を勝手に操作できたら困りますよね。だからGoogleは「本当にこのお店の人ですか?」を確認します。これがオーナー確認です。方法は業種や状況によって変わり、主に次のパターンがあります。
| 確認方法 | やり方 | かかる時間 |
|---|---|---|
| ビデオ確認 | スマホで店内・看板・住所などを60〜90秒ほど連続撮影して実在を証明 | 撮影は数分/審査に数日 |
| 電話 | 登録した番号にGoogleから電話が来て、自動音声でコードを読み上げ | 即時 |
| はがき | 店舗住所にコード入りのはがきが届く | 1〜2週間 |
最近は新規登録で「ビデオ確認」が求められるケースが増えているようです(Googleの仕様は予告なく変わることがあるので、実際の画面表示に従ってください)。スマホで一続きに撮る形式なので、撮る順番を先に決めておくとスムーズです。
ビデオ確認を一発で通すコツ
- 営業時間内に撮る。電気がついて動いている状態のほうが実在が伝わります
- 「動かせないもの」を映す。店外の住所プレートや看板 → 入口 → 店内 → レジや決済端末、の順で。可能なら公共料金の請求書など住所がわかる書類も一瞬映すと安心です
- 編集せず一発撮り。途中で止めると「編集」とみなされ通りにくいので、連続撮影で
- 手ブレと暗さに注意。ゆっくり動かし、明るい場所で。文字がぼやけると再申請になりがちです
はがき確認になった場合の注意
はがきには有効期限(届いてから30日)があります。届くまでの間は店名や住所をいじらないのが鉄則(変えると再送になります)。また、はがきは転送不可で、ポストの表札とビジネス名が一致していないと届かないことがあるので、テナントの場合は表示を確認しておきましょう。2週間経っても届かなければ、管理画面から再送を依頼できます。何度も届かないときはヘルプの問い合わせ窓口からサポートに相談を。
オーナー確認まで済めば、あなたのお店が正式にグーグルマップの主(あるじ)です。おめでとうございます。ここからが本番です。
登録したら、最初にこれだけはやっておこう
登録がゴールではありません。せっかく載せたなら、お客さんに見つけてもらえる状態まで整えましょう。ここは手を抜くと本当にもったいないポイントです。
- 写真を10枚以上入れる。海外のBrightLocalの調査では、写真の多いプロフィールは電話や経路リクエストが大きく増える傾向が報告されています(あくまで相関ですが、写真ゼロよりは断然有利)。外観・内観・メニュー・スタッフの雰囲気を。スマホで撮ってその場でアップできます
- 営業時間を正確に。祝日の変則営業も設定できます。「開いてると思って行ったら閉まってた」は口コミで一番嫌われます
- 店舗紹介文(説明文)を書く。海外の複数調査では70語前後が読まれやすいとされます。日本語なら150〜200字くらいで、どんなお店か・こだわりを素直に
- 口コミには返信する。Google/BrightLocalの調査では、レビューへの返信と問い合わせ〜来店の改善に相関があるとされています。良い口コミにも悪い口コミにも、ひとことでいいので返しましょう
この登録後の集客テクニック(いわゆるMEO対策)は奥が深いので、口コミの集め方や写真の工夫はまた別の記事でじっくり紹介します。まずは登録を完了させることが第一歩です。
コピーして使える・登録チェックリスト
ここまで全部チェックがついたら、あなたのお店はもうグーグルマップでしっかり戦える状態です。「難しそう」と思っていたかもしれませんが、やってみると1つずつは意外と単純だったはず。地図に自分のお店のピンが立つのは、けっこう感動しますよ。今日、ステップ0の「検索して確認」から始めてみてください。
あなたに合う次の一歩はどちらですか?