相見積もりの進め方と丁寧な断り方。そのまま使える例文つき
あなたのサイトの状況に合わせて、進め方や費用感をその場で整理します。
この件を相談するホームページの制作会社を探していると、「相場が分からないから、とりあえず何社かに見積もりを頼もう」となりますよね。でもいざ始めると、「何社に頼めばいいの?」「断るときって、なんて言えばいいの…?」と、地味に悩ましいポイントが出てきます。断りの連絡って、ちょっと気が重いんですよね。
結論から言うと、相見積もりは2〜3社が扱いやすく、各社に「同じ条件」を伝えるのが失敗しないコツです。そして依頼しない会社には、見積もりから1〜2週間以内に、感謝→お断り→前向きな一言、の3ステップで短く連絡すれば十分。相見積もりであることを正直に伝えても、失礼にはあたりません。この記事では、進め方と断り方を、そのまま使える例文つきで整理します。
この記事を読むと分かること
- 相見積もりは何社が最適で、条件をどうそろえるか
- 比較で見るべきポイントと、やってはいけない交渉
- 依頼しない会社への丁寧な断り方(メール例文つき)
相見積もりは何社に頼む?2〜3社がちょうどいい理由
まず社数から。おすすめは2〜3社です。1社だけだと「この金額って高いの?安いの?」が判断できません。かといって4社以上になると、打ち合わせの日程調整だけでヘトヘト。制作会社との打ち合わせは1社あたり1〜2時間はかかるので、増やすほど自分の時間も、判断の軸もブレていきます。
「2社だと少なくない?」と思うかもしれませんが、しっかり話を聞ける2社のほうが、雑に集めた5社より比べやすいです。数より、ちゃんと向き合える数を選びましょう。
失敗しない進め方は「同じ土俵」で比べること
相見積もりで一番大事なのは、各社に同じ条件を伝えることです。A社には「10ページくらいで」、B社には「予約機能もほしくて」…とバラバラに伝えると、出てきた金額を並べても意味がありません。りんごとみかんを比べているようなものです。
そこで、依頼前にざっくりでいいので条件を紙1枚にまとめておきます。ちょっと堅い言い方だとRFP(提案依頼書=作りたいサイトの要望をまとめた資料)と呼ばれますが、個人事業や小さなお店ならメモ程度で十分。次の項目を書いておくと、各社に同じ内容を渡せます。
- 目的(例:予約の電話を減らしたい/新規のお客さんに知ってほしい)
- ページ数の目安(例:トップ+メニュー+アクセスなど5ページ前後)
- ほしい機能(例:問い合わせフォーム、予約、ブログ更新)
- 原稿・写真を自分で用意できるか(ここで金額がけっこう変わります)
- 予算の上限と、公開したい時期
この1枚があると、各社の見積もりが「同じ問いへの答え」になって、一気に比べやすくなります。
そして進め方でよく聞かれるのが「相見積もりって、正直に言っていいの?」。言って大丈夫です。むしろ「他社さんとも比較しています」と最初に伝えたほうが、各社も本気で提案してくれます。隠すほうがかえって気まずいので、さらっと伝えてしまいましょう。
ただし、「A社は◯万円だったので、それより下げてください」と他社の金額をそのまま見せる交渉はおすすめしません。目先の値引きは引き出せても、信頼関係にヒビが入りやすく、公開後のサポートで冷たくされる…なんてことも。値段より「この人となら気持ちよく進められそうか」を見たほうが、結局うまくいきます。
見積もりのどこを比べる?金額より中身
金額だけを横並びにすると、つい一番安い会社に飛びつきたくなります。でも安すぎる見積もりには理由があることが多いんです。制作の工程が省かれていたり、公開後の修正が1回ごとに有料だったり。総額の数字だけでは見えません。
見るべきは、「同じ条件なのに、なぜ金額が違うのか」。その差が説明できるかどうかです。ホームページ制作の見積もりには、だいたいこんな項目が並びます(金額はあくまで目安で、依頼内容によって大きく変わります)。
ちなみにディレクション費(進行管理の費用)は、制作全体の15〜30%くらいを占めるのが一般的。「何このお金?」と思いがちですが、要望を整理して各担当に伝える大事な役割です。ここが極端に安い、または項目ごと無い見積もりは、進行が雑になりやすいので要注意。各項目の意味はホームページ見積書の内訳と、追加費用が出やすい場所でも詳しく整理しています。
もうひとつ、現場でよくあるのが「デザインを見ながら調整を重ねたい」タイプの案件。アニメーションの動きや細かい見た目を、実物を見ながら詰めていきたい場合、じつは工数が膨らみやすいところです。しかも途中からの追加請求は交渉しづらいので、この希望がある人は、最初の見積もり段階で「調整を重ねたい」と正直に伝えておくのが安全。良心的な会社なら、はじめから工数を多めに見て提案してくれます。ここを黙っていると、後で「話が違う」となりがちです。
自分の条件だとどのくらいになるか、ざっくり試算してみたい人はこちらをどうぞ。
※ 一般的な相場からの概算です。実際の費用は内容・依頼先により変わります。
見積書のどこをチェックすればいいか迷ったら、制作会社の見積書の見方。7つのチェック項目と注意点もあわせて読むと安心です。何から手をつけるか迷っている方は、無料チャットで「この見積もり、妥当かな?」をその場で相談できます(作りたい・直したい・集客したい、どれでもOKです)。
依頼しない会社への断り方。3つのステップと例文
さて、本題の断り方です。ここが一番気が重いところですよね。でも大丈夫、コツはシンプルです。
まず連絡は早めに。見積もりをもらってから1〜2週間以内がベストです。放置は「時間をかけてくれた相手への敬意」を欠いてしまいます。海外の提案業務のガイド(Arphie、2026年)でも、不採用の連絡は「感謝・決定の明示・前向きな締め」の3要素で、短くまとめるのが良いとされています。長々書く必要はありません。
ポイントは3つ。①曖昧にせず、はっきり断る(「検討します」と言い続けるのが一番よくない)。②理由は自分側の都合で(「予算が」「スケジュールが」など。「他社のほうが安かった」と正直に金額を並べる必要はありません)。③他社の社名や見積もり額は明かさない。これはビジネスマナーです。
そのまま使える断りメール例文(基本形)
件名:お見積もりの件(お礼とご連絡)
〇〇株式会社
△△様お世話になっております。□□(自分の店名・氏名)です。
先日は、ホームページ制作のお見積もりをいただき、誠にありがとうございました。ご丁寧にご提案くださり、大変助かりました。
社内で検討を重ねました結果、誠に残念ながら、今回は別の形で進めさせていただくことになりました。ご期待に沿えず申し訳ございません。
また機会がございましたら、ぜひご相談させていただければと存じます。その折はどうぞよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
□□(署名)
予算が理由のとき
丁寧にご提案いただいたにもかかわらず恐縮ですが、今回は予算の折り合いがつかず、見送らせていただくことになりました。ご対応いただきありがとうございました。
すでに他社に決めたとき(社名は出さない)
検討の結果、今回は別の会社にお願いすることになりました。丁寧にご対応いただいたなかで大変心苦しいのですが、何卒ご了承いただけますと幸いです。またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。
「誠に残念ながら」「心苦しいのですが」といったクッション言葉を一言はさむと、はっきり断っても角が立ちません。電話が苦手ならメールで大丈夫。誠実さは、文面の丁寧さとスピードで十分伝わります。
まとめ:断りまで含めて「気持ちのいい相見積もり」に
相見積もりは、2〜3社に同じ条件で頼み、金額より中身と相性で選ぶ。そして選ばなかった会社には、早めに・はっきり・でも丁寧に断る。これができれば、比較で失敗することはぐっと減ります。断り方まで気持ちよくできると、業界は意外と狭いので、めぐりめぐって良い縁につながることもあります。
依頼先選びそのものに迷っている方は、ホームページ制作先の選び方、失敗しないための12の視点や、初回相談で聞くべき質問とメール例文もヒントになります。何から手をつけるか迷っている方は、無料チャットで今の状況に合う進め方(自分で作る/合う会社を探す)を中立に整理できます。一人で抱え込まず、気軽に使ってみてくださいね。
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